営業を辞めた結果幸せになれたのか?「実体験と成功事例」をもとに解説!

  • 営業職のストレスがひどいし辞めたい、、、
  • 同じ悩みを抱えた人が営業を辞めた結果どうなったか知りたい、、、

この記事ではこのような悩みを持ってる方へ向けて、

  • 営業を辞めて良かったと思うこと
  • 営業職を辞める前に知っておくべきこと
  • 営業職を辞めても悩みが消えない人
  • 営業職を辞めたいと思った時に取るべき行動

などについて、私の実体験をもとに解説します。

私の場合、営業職を3年間経験した後、営業企画職へ転職しました。

ストレスが減ったのはもちろん、自分の性格に合った仕事ができていますし、年収もUPしました。

私のように営業職から転職して幸せを感じる人もいれば、一時的な感情かもしれないと感じている人もいると思います。

営業職のストレスの悩みを持ってる人は、一旦深呼吸して冷静に読んでみてください。

より良いキャリアを歩むために参考にしてもらえればと思います!

【実体験あり】実際に営業を辞めた結果幸せになれたのか?

結論から言うと、私は「幸せだな」と感じています。

ただ、ポイントなのは「営業を辞めた」こと自体が幸せというよりも、「営業を辞めて良かった」と思える瞬間が増えた結果、幸せを感じているということです。

営業の経験は貴重でしたが、ずっと続けることはできないと判断し、転職を決意しました。

ここでは、実際に営業職を3年間続けてから転職した私が、「営業を辞めて良かったこと」について解説します。

実体験に基づいてお話しするので、営業を辞めたいと考えている方はぜひ参考にしてください。

営業を辞めて良かったこと
  • 営業職特有のストレスからの解放
  • プライベート時間の増加
  • 新しいことに挑戦ができるようになった

営業職特有のストレスからの解放

営業を辞めてよかったこととして、やはり一番は営業職特有のストレスから解放されたことです。

私の場合、新規顧客獲得のための飛び込み営業が多く、自分の性格と合わない営業スタイルが一番のストレスでした。

また、数字でその人の価値まで決められるような「社内競争」のストレスも大きかったです。

「いつかは慣れるだろう」「石の上にも三年」と思いながら頑張ってきましたが、いつまでも慣れることはありませんでした。

その後はなぜ自分は飛び込みを苦手だと感じるのか、自己分析を続けたことで、自分がそもそも外部からの刺激に弱い性質だと分かり、転職を決意しました。

転職後はストレスが減り、心身ともに健康になったので次の仕事に対するモチベーションも向上しました。

プライベート時間の増加

仕事時間外の時間が有効に使えるようになり、自分自身の時間を持てるようになったことも良かった点の一つです。

残業アリorナシの違いもありますが、一番は「プライベート時間に仕事のことで悩む時間が減った」ことが良かった点です。

営業職は、仕事に縛られる時間が長いのはもちろん、数字のプレッシャーや社内競争のストレスが仕事外でものしかかってきます。

また「接待」も多いため、苦手な人にとっては気が休まる時間が少なく、プライベートの時間を取りにくい職種でもあります。

実際に、営業職から転職した人の中には、転職後に自分の趣味や家族との時間を増やし、プライベートを充実させたという人が多くいますし、私もその一人です。

新しいことに挑戦ができるようになった

営業職を辞めたことによってストレスが減り、自分の時間が増えたことで、新しいことに挑戦ができるようになったことも良かったことの一つです。

私の場合、以前から興味があったマーケティングについて意欲的に学ぶようになりました。

結果的に今の仕事に活かすことができていますし、結果が出ることでまた新たに学ぶ意欲が出てくるという良いループに入っています。

人によっては、アウトドアや読書など、自分の趣味に没頭する時間が増えて良かったと言う人もいます。

私の友人は「営業を辞めてから、音楽活動に充てる時間が増えて本当に良かった」と嬉しそうに語ってました。

営業を辞める前に知っておきたいこと

「営業を辞めたい」という気持ちがあるのはよくわかります。

しかし営業を辞めるだけで、本当に幸せになれるかというと、実はそうではありません。


理由は簡単で、辞めて転職しても別の悩みに悩まされる場合が多いからです。

「でもとにかく営業がもう無理なんだ」と言う人もいるでしょう。

そこで、まずここでは営業を辞める前の注意点として「辞める前に知っておきたいこと」についてお話しします。

結論から言うと、この知っておきたいことというのは以下の3つになります↓

営業を辞める前に知っておきたいこと
  • どの仕事でも悩みは存在すること
  • なぜ営業を辞めたいのか理由を言語化しておく
  • 年収が下がる可能性が高いこと

一つずつ解説していきます。

どの仕事でも悩みは存在すること

「営業はノルマがきつい」

「営業はコミュニケーション力が必要で自分には合わない」

営業に関する悩みは人それぞれあると思いますが、その時の辛いという感情だけで勢いで辞めるのは危険です。

体調を害するくらいひどいのであれば話はまた別ですが、そうでないのであれば
まずは「どの仕事でも悩みは存在する」ことを理解しておきましょう。

例えば、事務職であれば細かい作業の繰り返しだったり、同じ空間・距離の近さによる人間関係がストレスに感じて悩む人もいます。

それぞれの仕事で起こる悩みやストレスを理解し、その中で自分にとってより良い選択をするようにしましょう。

悩みやストレスは大小問わず、どの仕事でも存在することを念頭に置いておくと、感情に振り回されず冷静に考えることができます。

なぜ営業を辞めたいのか理由を言語化しておく

営業職を辞めたいと思うのであれば、その理由を具体的に言語化することが重要です。

営業職を辞めたいと考えている方はまず、なぜ営業職を辞めたいのか、その理由を明確にしましょう。

単に仕事が辛い、ストレスが大きいといった漠然とした理由ではなく、具体的な問題点を把握すするようにしてください。

そうすることで、転職先での優先事項が明確になり、より適切な選択ができるようになります。

言語化例を下に載せておきます。

  • 特に新規顧客とのやり取りが苦手だから
  • 社内競争のプレッシャーが大きく、数字に対しての苦手意識が強いから
  • 長期的なキャリアを考えた時に、営業ではなく違う仕事も試してみたいから
  • ワークライフバランスが最優先事項であり、今すぐにでも改善したいから

このように問題点を明確にすることで、転職先選びの基準が立てやすくなり、より満足度の高い転職につながります。

「営業を辞めたい」と思ってた人が、実は「新規開拓営業」が苦手なだけで、別の営業スタイル(ルート営業など)は得意だったなんて話もよくあります。

「辞めること」ではなく「自分に合った仕事に転職すること」を目的にして考えましょう。

年収が下がる可能性が高いこと

営業職から他の職種への転職では、年収が下がる可能性を考慮する必要があります。

営業職は成果が給与に直結しやすい特性がある一方で、転職先の職種によっては同等の年収を得られない場合があるからです。

特に営業経験が浅い場合や、異なる業種への転職の場合、初年度は年収が下がるケースが多く見られます。

ですが「営業を辞めたいけど年収が大幅に下がるのも困る、、、」という人もいるでしょう。

そういう場合は、経済的な影響も含めて慎重に検討し、必要に応じて転職エージェントに年収交渉のサポートを依頼するのがおすすめです。

一人で悩んでいても解決しないことがほとんどなので、そういうときはプロの力を上手く借りながら進めていきましょう。

営業を辞めても悩みが消えなかった人の体験

嫌だった営業職を辞めて転職もしたのに、幸せになるどころか、なぜか以前と変わらずストレスが溜まる一方で悩みも消えないままという人もいます。

「辞めたい」という感情だけで辞めるのは危険です。

なぜ辞めたのに悩みが消えないのか、実際に営業を辞めても悩みが消えなかった人の体験を例に解説します。

これを知っておくだけでも、転職を考えた時に感情に振り回されず冷静に判断できるようになるのでぜひそのまま読み進めてください。

営業を辞めても悩みが消えなかった人の体験
  • 自分に合った職種が見つからない
  • 「営業が嫌い」なのではなく「人間関係」が原因だと後で気がついた
  • 仕事自体が嫌になり再度の転職を考慮

自分に合った職種が見つからない

営業を辞めた後、新しい職種で自分の居場所を見つけるのが難しいという人の意見です。

これは「とにかく営業が嫌で辞めたい」という気持ちを優先してしまった結果です。

本来は「自分に合う仕事をする」という目的のはずなのに。。。

営業職を辞めて新しい職種に転職したものの、自分のスキルや経験が活かせず、仕事にやりがいを感じられないという状態になり、また悩んでしまいます。

こうならないためにも、転職前に自分のスキルや経験を活かせる職種をしっかりとリサーチすることが重要です。

「営業が嫌い」なのではなく「人間関係」が原因だと後で気がついた

「ノルマや競争が苦手だったのではなく、ノルマ未達の際に罵倒しかしてこない上司が嫌だった」

「営業が自分に合わないのではなく、会社の強引に契約を取らせるような営業教育が嫌だった」

など、よくよく考えると人間関係や社内環境が合わなかったことに気がつき、退職後も同じような社風の会社に転職してしまい疲弊するというパターンです。

精神的に疲れている時は、どうしても判断能力が落ちてしまいますが、自分のためにも「なぜ辞めたいのか」「何が自分に合わないのか」をしっかり考えるようにしましょう。

仕事自体が嫌になり再度の転職を考慮

「なぜ営業を辞めたいのか」や「自分に合う仕事は何なのか」がわからず転職をすると、同じような悩みに直面した時、またすぐ辞めてしまう可能性が高くなります。

結果的に仕事自体が嫌になり、転職を繰り返したり、鬱症状が出たりと負のループに陥ってしまいます。

転職は、単に今の仕事を辞めるためのものではなく、今後自分が生きていくための人生における大きな決断です。

ですので、転職前にしっかりと計画を立て、後悔のない選択をすることが重要です。

「営業を辞めたい」「転職したい」と感じたら

転職は、単に今の仕事を辞めるためのものではなく、今後自分が生きていくための人生における大きな決断です。

「でも辞めたい気持ちは変わらないからどうすれば良いのか教えてほしい・・」

と思う人もいるでしょう。

ここからは「営業を辞めたい」「転職したい」と感じた時に取るべき行動を3つ紹介します。

「営業を辞めたい」「転職したい」と感じた時に取るべき3つの行動
  • 自己分析とキャリアプラン
  • 転職エージェントの活用
  • 周囲の意見を聞く

一つずつ解説していきます。

自己分析とキャリアプラン

まずは自分自身の強みや希望するキャリアを明確にすることが大切です。

  • 自分の強み・弱み
  • 自分の能力が活かせる職場環境
  • 数年後どうなりたいか

など、まずは自分を理解するところから始めましょう。

特に営業特有の「刺激の多さ」に強いストレスを感じる人は、自分にとっての適切な職場環境を一番重要視すべきだと思っています。

私の場合は「社内競争」がどうしても性格に合わないことを自己分析を通して知ることができたので、転職活動も進めやすかったです。

自分の強みや希望するキャリアを明確にすることで、転職先を選ぶ際に何を重視すべきかが明確になります。

また、転職活動を進める上でも、自分自身の軸を持つことで、迷いを減らすことができるので自己分析は欠かせないでしょう。

転職エージェントの活用

自己分析をして「自分」の軸を持ってからの行動でおすすめなのは、転職エージェントの活用です。

自分から見た自分までは分かっても、転職市場から見た自分というのは自分ではわかりません。

ですので自己分析をした後は、プロである転職エージェントを活用して自分に適した転職先を見つけてもらいましょう。

転職エージェントは、転職希望者のスキルや経験、希望条件などをヒアリングし、最適な転職先を紹介してくれるサービスです。

転職エージェントを利用することで、自分だけでは探し出すことが難しい求人情報を入手したり、面接対策のアドバイスを受けたりすることができます。

また、転職エージェントは、転職活動の進め方や年収交渉など、様々な面でサポートしてくれるため、転職活動がスムーズに進められるのでおすすめです。

知識や情報が少ない状態で自分で転職活動を進めてしまうと、結局また似たような職場に転職してしまうことがあるので注意が必要です。

周囲の意見を聞く

周囲の意見も考慮に入れることも方法の一つです。

  • 周りから見た自分の強みや弱み
  • 実際に転職を経験した話
  • 自分の知らない業界の話
  • 年代の違う人からの意見

などなど、周囲の人々に相談し、意見を聞くことも大切です。

周囲の人々の意見を聞くことで、自分では気づかなかった視点を得たり、客観的な意見を聞くことができるので、転職活動に対する不安を軽減することもできます。

まとめ:今を変えたいならとにかく行動するしかない

私は営業職を辞めましたが、結果的に幸せを感じられるようになりました。

ストレスも減りましたし、今はやりたいことへのエネルギーも溢れています。

きっとこの記事を読んでくれている人は、「営業職のストレスがひどくて早く辞めたい」「でも辞める勇気や気力が湧かない」と思っているでしょう。

しかし、思っているだけでは何も変わりませんし、自分の求める幸せもどんどん遠ざかっていきます。

やはり現状を変えるならまず動く、行動することが大切です。


何事も1歩目が一番エネルギーを使います。
しかし進み出せばその後ある程度はスムーズに動けるようになります。

ですので、自己分析をしてみるでもいいですし、周りの友人や同僚に相談してみるでもいいですし、転職のプロからアドバイスをもらうでも構いません。

まずば1つ行動に起こしてみてください。

あなたのキャリアを応援しています!

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ABOUT US
Kura
大学卒業後、営業職で3年勤めたのち営業企画職へ転職。 自身の内向型の性格に合う仕事に就くため、自己分析と副業をしながら本業に努める。 ・内向型特有の強みを活かす働き方 ・これからの時代で重要な能力やスキル ・自己分析や副業 などについて発信。 Webライター、動画編集、物販などなど複数の副業を経験し、各数万〜20万程度の収入を得ながらも、「稼ぐこと」ではなく「自分に合う仕事であること」に重きを置いて活動中。